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2008年1月 6日 (日)

野生絶滅種「リュウキュウベンケイ」 繁殖に成功

沖縄の「幻の花」 繁殖に成功 野生絶滅種 京の男性栽培

 環境省のレッドデータブックで野生絶滅種とされている沖縄県周辺分布の植物「リュウキュウベンケイ」を、京都市南区の会社員が苗から栽培し、30鉢まで繁殖させることに成功した。
 沖縄以外での個人栽培は珍しいといい、「環境学習に生かしてほしい」と「幻の花」の苗を希望する学校に譲るつもりだ。
 園芸関係の会社に勤める松林信幸さん(55)が3年前、旅行先の那覇市の園芸店で購入した。
 2001年から育成に取り組む沖縄の国営沖縄記念公園によると、リュウキュウベンケイは東南アジアを中心に分布し、最北端の日本では沖縄本島や離島などで自生していたが、近年は開発などで激減したという。30センチから120センチの丈になり、冬に鮮やかな黄色い花を咲かせる。
 また、黒船のペリー提督一行が1854年、沖縄に上陸した際には植物調査で持ち帰り、標本も米国に残されているという。
 松林さんは冬は霜から守るため家の中に入れて大事に育て、1年目にいくつかの花を咲かせた。さらに昨年は1メートルほどまで成長し、1月から8月中旬までに300もの花を咲かせた。咲き終えてからは挿し芽で増やし、10鉢は知り合いに譲った。種からも育てている。
 同公園植物課の下地俊充主任技師(38)は「沖縄で学校に苗を配るなど普及に努めている。個人で大事に育ててくれる例は珍しく、とてもありがたい」と喜ぶ。
 全国で育成されているのは同公園や松林さんが譲った宇治市植物公園、高知や富山県の植物園のみという。松林さんは「環境を考える格好の素材。子どもたちにぜひ育ててほしい」と話す

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