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2008年3月17日 (月)

快適な眠りを得られるマットレス選びのコツ

新生活、快適な眠りはマットレス選びから

 入学、就職の季節。新生活に向け、新しくベッドを購入しようと考えている人もいるのではないだろうか。ベッドの眠りの質を決めるのがマットレスだが、自分に合っているかどうか見極めるのは難しい。毎日、しかも長く使う物だけに慎重に選びたい。快適な眠りを得られるマットレス選びのコツを聞いた。(平沢裕子)

 「『ベッドのマットレスは硬い方がいい』と誤解している方が多い」と話すのは、8社50種類のマットレスをそろえるマルハチ青山店(東京都港区)の池田佳弘店長。

 「畳にふとん」が習慣だった日本人は、ベッドのマットレスにも畳のような硬さを求めがちだが、人によって適切な硬さは異なる。畳に直に寝たとき、必ず首と腰の部分にすき間ができる。首のすき間は枕で、腰のすき間はマットレスの性能で埋めると考え、マットレスを選ぶのが基本だ。

 池田店長によると、来店したお客さんの多くがマットレスを手やひざで押したり、座ったりして硬さを確認しようとするが、これは間違い。「硬さは、マットレスに寝たときにどれぐらい体が沈むかで判断する必要がある。自分に合ったものを選ぶには、まずマットレスに横になって、いつもの姿勢で寝てみることが大事」

 さらに、横になるときは必ず枕をあてること。普段使っている枕に近いものを店で選ぶか、店に自分の枕を持参してもいい。

 マットレスに寝たとき、必ずチェックしてほしいのが腰の部分のフィット感。腰の部分にすき間を感じず、腰が落ちているような違和感や、腰が窮屈に感じなければ、その人にとって合っていると考えてOK。一方、体が「く」の字になるぐらい沈み込むのは柔らかすぎ、お尻が沈まず腰が浮いた状態は硬すぎといえる。

 目安としては、やせている女性は少し柔らかい方がお尻がしっかり落ちるし、体重100キロ以上や筋肉質の男性は柔らかいと沈み込んでしまうので硬めの方がいい。ただ、やはり寝てみないとその人にとってちょうどいい硬さは分からないので、いろいろな硬さのマットレスに横になって試すのが一番だ。また、寝心地の好みは人それぞれ。最終的には、横になったときに「気持ちいい」と思うかどうかも大事なポイントという。

 寝返りを妨げない幅の広さも必要だ。睡眠改善インストラクターの中野祐三子さんは「人間は一晩に20~30回寝返りをうつとされている。寝返りは、筋肉の疲れを和らげたり、ノンレム睡眠とレム睡眠の切り替えリズムを整えたりするといわれ、質のよい眠りのためには欠かせない。スムーズな寝返りがうてるマットレスを選べば、熟眠感にも差が出る」と指摘する。

 理想としては、セミダブル以上の広さのベッドで自分の体に合わせたマットレスに1人で寝ることだが、夫婦で1つのベッドに寝る場合は、お互いの硬さの好みの妥協点で選ぶしかない。ただ、女性の方が体のカーブが深いので、合わない硬さはより体の負担になる。夫婦円満のために、女性の好みを優先する方がベターといえるかもしれない。

 マットレスの寿命は約10年だが、長期間にわたり良好な寝心地を保つためには、3カ月に1度、上下裏表を入れ替えるローテーションを行う必要がある。女性には大変な作業だけに、選ぶときは重さも考慮する必要がある。

 マルハチ青山店の池田店長は「『寝ても寝ても疲れがとれない』という人は、合わないマットレスを使っている可能性もある。寝心地を確認するために、購入前にはしっかりと横になってチェックしてほしい」とアドバイスしている。

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