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2008年5月 4日 (日)

「自然渋滞」のなぞに迫る

<渋滞>どうして起こる?「自然渋滞」のなぞに迫る 車の固まり、減速伝染

 高速道路で突然、長い渋滞につかまり、ノロノロ運転を続けると、急に渋滞が解消されてスムーズに走れるようになる--。事故や工事など交通を妨げる理由は何もない、いわゆる「自然渋滞」だ。大型連休で高速道路の下り線が混雑するピーク(3、4日)を前に渋滞のなぞに迫った。

 ●実験で実証

 渋滞は立派な学術研究の対象だ。物理学、数学者らのグループ「交通流数理研究会」は3月、「道路を走る車の密度が一定以上になれば渋滞は自発的に発生する」ことを実証した論文を発表した。

 研究会は03年、岐阜県の短大グラウンドを使い、1周230メートルの円周上を時速30キロで等間隔に車を走らせる実験をした。車の数を増やしていき、22台を走らせると、部分的に流れが悪くなり停止する車も出た。車を粒子に見立てた物理学理論で計算した結果では、走行車両が20台を超えると渋滞が起こると予測されており、実験結果とほぼ一致した。

 メンバーの杉山雄規・名古屋大教授(物理学)は「全員が車間距離を保ち同じ速度で走ろうとしても、必ず速度に『ゆらぎ』が起こる。車の密度が臨界点を超えると、『ゆらぎ』の影響が次々と後続の車に伝わり、車の固まりができて渋滞につながってしまう」と説明する。運転者がロボットでもない限り、自然渋滞が起きるのは必然、というわけだ。高速道路では、車の集団の平均車間距離が40メートル以下になると渋滞が起こりやすいという。

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