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2008年7月 2日 (水)

嗅覚や味覚を増強することが減量に役立つ

■味覚物質を用いた食物の風味付けで減量を促進

味覚を刺激するノンカロリーの “味覚物質(tastant)”を用いて食物の風味を高めることで満腹感が早く得られ、食事量が減ることが、米国の研究によって明らかにされた。研究者らは、減量に有用な新しい方法になる可能性があるとしている。

米サンフランシスコで開催された米国内分泌学会年次集会(ENDO 2008)で発表されたこの研究は、米国臭覚味覚療法研究財団Smell & Taste Treatment and Research Foundation(シカゴ)神経学部門長のAlan Hirsh博士らが、過体重(overweight)または肥満(obese)の2,436人を対象に行ったもの。

被験者には、塩辛い食物には無塩の塩味の結晶を、甘い食物、辛くも甘くもない食物には無糖の甘い結晶をふりかけて食べてもらい、塩味または甘味以外の情報は与えなかった。塩味の味覚物質の隠し風味にはチェダーチーズやタマネギなど、甘味の味覚物質にはココアやスペアミントなどを用いた。対照群100人は味覚物質を使用せず、両群とも通常の食事および運動習慣を継続した。

味覚物質使用群では、試験開始時の平均体重が208ポンド(約94.4kg)、平均ボディマス・インデックス(BMI:肥満指数として用いられる)が34であり、6カ月後1,436 人が試験を完了し、体重は平均30.5ポンド(約13.8kg)、BMIは平均5ポイント低下した。対照群では、体重が平均2ポンド(約0.9kg)、BMIが平均0.3ポイント低下した。

Hirsh氏は「味覚物質は市販されていないが、嗅覚や味覚を増強することが減量に役立つ」と述べ、食べる前に食物の臭いをかぎ、何度も噛み、低カロリーの食品を選んで慣れるよう勧めている。また、同集会では、脳由来神経栄養因子 (BDNF)という蛋白(たんぱく)の増加と減量との関連性を指摘した研究も発表された。

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